2022/11/03 20:09

今日からは、ラグのご紹介。まず一枚目はトルコ、イスタンブールで仕入れた立体デザインと名付けたラグです。

とても細かなデザインでモチーフが織り込まれています。かなり古いラグだと思われ、毛足はあまり残っていません。各モチーフは黒の糸で縁取られているのですが、この黒い所だけ毛足が残っている部分があります。その結果、以下2枚の写真でわかるように、モチーフが浮き出た様な立体的なデザインになっています。

キリムとカーペットが組み合わされたラグは、見る事がありますが、このラグは、キリムの要素は全くなく、紛れもなくラグなんです。時間の経過がこのラグを作り出したんでしょうか。結果として立体的になったのかもしれません。
ブルーとオレンジの組み合わせがとても素敵です。実物は、白い部分がもっとクリーム色に近いので、とても落ち着いた雰囲気です。
毛足がほとんど無くなってしまっている部分もありますが、そこは古いラグの味としてご認識ください。
厚さは0.5cm程度でしょうか。
裏はこんな感じ。織りは、細かい方だと思います。

写真で見るより、かなり渋くて、時の流れを感じさせるラグだと思います。この絨毯を眺めながら、今までこの絨毯の上でどんな事が起こったんだろう?なんて想像するのも楽しいですね。

「試し敷き」をご利用いただき、是非ご自宅でお試しください😊