2022/10/22 21:06
昨日は、会社の飲み会でした。久しぶりの飲み会で盛り上がってしまい、家に帰り着いたのは夜中の12時過ぎ。ブログサボってしまいました😅
今日は、ラグのサイズのお話です。
昨日届いた「遊牧民と村々のラグ」。この本にラグのサイズについての記述がありました。トルコとイランのラグのサイズには呼び名があるんだそうです。絨毯を扱っている方や絨毯好きな方には常識なのかもしれませんが、絨毯の世界に入って間もない私には、新しい情報でした。今日は、それをご紹介します。
イランでの呼名は
ポシュティ 90×50cm
ザロニム 150×100cm
ド・ザール 200×140cm
ガーリィ 300×200cm
ケナーレ(ランナー) 50〜80×200〜400
トルコでの呼名は
ヤストゥク 100×60cm
セッジャーデ 170×100cm
カルヨラ 200×140cm
ケッレ 300×200cm
ランナー 50〜80×200〜400cm
(出典:遊牧民と村々のラグ)
代表的なサイズだけで、実際にはもっと細かな区切りがあるそうです。
イランとトルコでサイズが微妙に違うのが面白いですね。日本で絨毯のサイズと言えば畳のサイズが基本。二畳サイズ、三畳サイズなどで選ばれるのが普通です。これらはその国や地域の生活や文化に根付いて決まってきているんだと思います。
イランやトルコで、こんなサイズの区切りとそれぞれに名前がついたのはなぜなんだろう。その文化的、歴史的な背景はどんなものなんだろう。そんな疑問が湧き上がってきて、少しだけネットで調べてみました。でも、名前の情報は出てきても、その背景に関しては全く出てきませんでした。
名前が付くのは、そこに何かの背景が必ずあると思います。これから絨毯の世界と付き合っていく中で、時間がかかっても、その背景を調べていければと思います。
それにしても、このサイズの名前、馴染みがなさすぎて日本では浸透しそうもないですね😅